田舎にある我が家は光回線も行き届いておらず、NTT基地局からも遠いため8M契約でも45M契約でも出る速度は同じといった状況だ。そこで、WiMAXの導入を考えた。UQ WiMAXのサイトで確認すると、我が家はエリアの境界に位置している。即決するには恐ろしい状況だ。そこで、Try WiMAXという無料のWi-Fiルータ貸し出しサービスを利用することにした。
貸し出しに必要なものはクレジットカードだけだ。言い換えるとクレジットカードがないと申し込めない。フォームから申し込むと、3日後にルーターが届いた。ルーターの種類はいくつか選べるが、小型で持続時間の長いURoad-8000にした。
貸し出しのルーターは何度も貸し出されているようで使用感があるが実用は全く問題ない。早速接続してみると、UsenやBNRのスピードテストで5.5Mbps程度出た。場所によっては7Mbpsまで出た。不安定でも1Mbps出ればいいと思っていたのだが、速度は安定している。huluやニコニコも快適に見続けられた。
今回借りたURoad-8000は公称9時間持つらしいのだが、試してみるとネット繋ぎっぱなしで6時間以上持った。切れるまで待ちたかったが、18時から始めて日付けが変わっても電池が切れず、眠くなって中断した。繋がることが前提となるが、通勤や外出先での使用に十分耐えるだろう。この機種だけやたら電池持ちがよく、中身も殆ど電池となる。使用中は持てないほどではないが、電子式のカイロのように暖かくなる。
Try WiMAXでの貸出期間は15日だが、1日で契約の意思が固まりつつある。これからは、更なる連続使用や自宅以外での接続確認をしてみたい。