アフターショック

パニック映画が好きだと言ったら勧められた、『アフターショック』がhuluにあったので視聴した。明確に2パートに分かれていて、序盤は日常的な描写で主要登場人物6人の印象を植え付けてくる。ここで期待外れと視聴を止めるのは勿体無い。その後は出てくる人がみんな死ぬくらいの勢いで登場人物達がどんどん居なくなっていく。立ったフラグは迅速に回収される。このテンポがとても良い。序盤の描写や混乱時の対応を見ていると、登場人物に生きて欲しくないと思ってしまうのだが、とにかく死んでゆく。視聴者が求める期待と意外性を計算して作ってある。切れたり刺さったりする描写が多く、予算もそんなに掛けていないB級映画的なノリなのだが、作りが丁寧で満足感は高かった。

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