「支持」と書ける6年生1割弱、漢字書き取り全国調査
小学1年生で習う「一つ」を2年生の3割が書けず、5年生で出てくる「支持」の「支」を書けた6年生は1割足らず――
こういうニュースが流されると、今の子供は漢字が書けない、学力低下だと言われる。確かに表面的に見える問題はそうかもしれない。しかし、習ったことが書けないことを批判するだけでは何の進展もない。逆に、書けないということが既成事実として子供に認知されてしまうことを恐れる。
書けないからダメ、ではなく、どうやれば書けるようになるかを考えるのが学習。知らないことは恥じて終わるのではなく、おぼえさえすれば問題はない。それに統計で計ることが出来るほど子供の成長は均一でもない。
しかしまあ、漢字に関しては記事中の例にあるように沢山書くことに尽きるような気がする。