先日祖父が逝去しました。享年83。
長い間リウマチを煩っていて、数年前は肺の一部を切除したり、糖尿の疑いもみられたりしましたが病院にかかりきりになることはありませんでした。
1月に帰省した時はまだ大丈夫な風だったのですが、今年に入って喉に痰がからみ気管に食べ物が入ってむせることが多くなりました。先月入院して一ヶ月の間は医者の判断で口からものも食べれず、水を含むこともできませんでした。 危ない時を幾度か迎えながら3日に急変、そのまま帰らぬ人となりました。
逆らいようもなく死に向かったわけではなく、もし入院させなければ畳の上で死なせてやれたかもしれない、病院が違えば食事はできたかもしれない、と、ああしていればよかったと思うことは沢山あります。何より、もっと話しておけばよかった。
でもそういう後悔をするより、祖父に感謝したい。 生まれた時から今まで、祖父がいて当然で、ずっと面倒をみてくれていたし、大好きでした。若い頃は相当な働き者でうちの基礎を作ってくれたそうですね。老後も穏やかで誰にでも優しく接してくれた祖父は家族の自慢です。
向こうでは好きなものを食べて楽しく過ごして欲しいですね。
棺に入れたお刺身は届いたんだろうか。