英語配列(US配列/ASCII配列)キーボードを使うものにとって、キーボードの価格は重要だ。周りは日本語配列ばかりで替えが利かず、英語配列をラインナップしているメーカーのキーボードは高品質志向で価格も高め。何処にでも売ってあるとは限らず、突如の故障に困惑することもある。簡素な作りでいいので、日本語配列のように手軽な価格で買えるものが欲しかった。AOTECH AOK-107UPB-ENはそんな希望に合うキーボードだ。
価格
ネットでは500-600円台で手に入る。英語配列キーボードとしては破格の安さだ。この安さのお陰で手軽に買えてハードに使え、買い置きも容易。
キータッチ
メンブレン式でパコパコと打っていく。ストロークは短め、重くも軽くもない万人向けのタッチだ。安っぽいともいう。メカニカルに慣れていると軽すぎるかもしれないが、MacBookやApple Keyboard以来増えてきたフラットタイプのパンタグラフキーには近い。力さえ入れなければ静かなので、職場にメカニカルを持ち込むのが憚られる場合に重宝する。
耐久性
2010年7月27日に購入し、職場で毎日使用しているが、2012年10月現在故障したキーはない。その代わりキートップの刻印は根性がなく、時を経て無刻印モデル化しつつある。
注意点
Powerキー等の制御キーがあり、これらをうっかり押すと停止不可能なシャットダウンがはじまる。よく押すF12とPrintScreenキーに隣接しているのが恐ろしい。何回か押してしまったため、キートップを外して対処した。省スペースキーボードばかり使っていたので知らなかったが、フルキーボードには常備されているのだろうか。
備考
キーボードを見回してもメーカーがよくわからずノーブランド品かと思ったが、販売元のAPTECH(アオテック)は日本にあるメーカーのようだ。