ハクキンカイロ
ハクキンカイロというのが良いらしいので買ってみました。利点は何といっても、安定した暖かさが長時間続くこと。そしてアナクロなガジェットを使っている感覚。
ハクキンカイロは燃料を使うとのことで燃焼させるのかと思いきや、気化した炭化水素をプラチナ触媒に通した際の分解熱を利用するとのことです。反応には酸素が必要なので、酸素の取り込みの調整が燃料の持ちや熱に関わってきます。燃料には、カイロ用のベンジンやジッポーオイルを用います。今回買ったのはZIPPOブランドのもので、セットにジッポーオイルも付いて来ました。このオイルはコンビニで売っているものと同一です。
熱は裸で持つ(裸なのはカイロ本体)と熱すぎるくらいで、フリース生地1枚通すといい具合です。付属の布ケースも付いてきます。利用時間は燃料の量で調節できます。最大24時間程度。反応途中でも触媒部分を外せば反応は止まりますが、揮発する燃料が勿体無いので計画的に使いましょう。利用時間を決めることが大切なのは、ハクキンカイロは使い捨てカイロとは逆の性質・・反応に燃料と火器必要であるため、止めることよりも温めはじめることが難しい場合があるためです。
Amazonからの発送になっていたという理由でZIPPOブランド版を購入しましたが、コンビニでジッポーオイルが買えるという点は便利です。ただし、オリジナルのピーコックブランドのものにもジッポーオイルは使えるし、ZIPPOブランドでもハクキンカイロ用ベンジンが使えます。ジッポーオイルは最初、本体に近づいて嗅いだらやや臭いがしました。すぐ慣れたので今は気になりませんが、カイロ用ベンジンも試してみたいです。