Githubがbeta公開したテキストエディタ、
Atomを使い始めました。beta版は招待制で、2月27日頃にメールアドレスを登録して、ダウンロードURLが届いたのは3月27日でした。

Atomの見た目はSublime Textによく似ています。コマンドやテキストファイルでのグラフィカルな設定画面があり、パッケージやテーマのインストールもボタンクリックで行えます。設定画面はまだ不安定なようで、フォントサイズを変更すると画面が大胆に崩れることがありましたが、テキストベースの設定ファイルへも簡単にアクセスでできました。

ダウンロード可能になってもAtomを放置していたのは、Sublime TextでSassをコンパイルしていたからです。このたびGruntにCompassの設定を加えてエディタの機能に依存しなくなりました。殆どデフォルトのまま使っていますが、変更した点は、
- ダウンロード: Emmetパッケージ
- ダウンロード: Monokaiテーマ
- Emmetのキーバインドに、Tabキーで展開設定追加: ‘Tab’: ‘emmet:expand_abbreviation_with_tab’
- (以下Atom > Open Your Config)インデントのガイドを表示: ‘showIndentGuide’: true
- 不可視文字を表示: ‘showInvisibles’: true
- ソフトでのタブ設定を無効化: ‘softTabs’: false
- フォントファミリーにヒラギノを指定: ‘fontFamily’: ‘Hiragino Kaku Gothic Pro’
ソフトタブを使わないのは、メインで扱うWordPressの
コーディング規約でタブ文字を使うよう求められているためです。タブ文字の長さは ‘tabLength’: の値で設定できます。この値は、ソフトタブをtrueにした時のスペース数にもなります。

Atomという他のプロダクトと被りまくる名称から、現状では検索で情報を得るのが面倒なエディタですが、Sublime Textと似ているし導入しやすいと思います。同じ使い勝手のソフトで選択肢が増えるというのは良いことです。